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塾長教育系ぼやき…

学校の宿題「音読」の大切さ。その②

前回は音読から「想像力」を養うお話をしました。

音読からもう1つ得られる力…というよりは得て欲しい力が「答案力」です。

答案力とは、答案を作成する力、もっとやわらかく言えば、

「質問に正しく答えられる力」とでも言いましょうか。

ちょうどこのブログを書く直前の授業で、こんな回答をした生徒がいました。

質問:このような情報とはどのような情報ですか。

答案:意識しないうちに限られる。

これって絶対に間違いとわかりますよね。

質問に対する答案が、会話として成立していないからです。

私の授業でいう「答えになっていない」という答案です。

大人からすると、「え、こんな答え書くわけない!」と思うような回答でも

小学生・中学生はバンバンしています。

特に「国語が苦手なんです。」という生徒の半数はこんな感じの回答になります。

上記の質問「どのような情報ですか。」と尋ねられた場合、基本的には

「○○な情報」「○○という情報」といった答えとなります。

この「○○」の部分を考えるのが本来の国語のトレーニングなのですが、

その以前ができていない子が意外と多いんです。

同様に

質問:フィルターバブルに陥るとどのようなことが起こりますか。

という質問なら

答案:○○ということ(が起こる)

質問:傍線Aのときの作者の気持ちを答えなさい

という質問なら

答案:○○という気持ち や  ○○への悲しみ

というように、○○の部分より先に「答え方」が考えられるわけです。

これって学校であまり教えないんです。

学校の国語の授業は内容理解に重きを置いているため、この答案の作り方はあまり教えません。

しかし、私はそれは当たり前だと思います。

この「答え方」は日々の営みのなかで十分補うことができるからです。

うーん、どこで?という答えはまさに「音読の宿題」です。

音読の宿題をしたあとに、4~5程度の質問をすれば、

この「答え方」が正しいかどうかを確かめることができます。

答え方がおかしければ、その都度「こう答えたほうがいいんじゃない?」と教えて上げて下さい。

教科書内容で答え方がおかしい生徒がいた場合、私は質問のレベルを一度その子の身の周りのレベルまで下げます。

私「好きなことって何?」

生徒「野球」

私「うん、そうやな、野球って答えてもいいし、野球をすることって答えても同じやな」

生徒「うん。」

私「なんで野球好きなん?」

生徒「面白いから」

私「そうそう、ほら、”から”って言葉使うやん。」

生徒「ほんまや!」

私「野球のどんなところが好きなん」

生徒「え~、ピッチャーがかっこいいところ…?」

私「へ~、そうなんや、ほらどんなところって聞いたら○○なところって答えたやろ」

というこんな感じでコミュニケーションを取りつつ、答え方を意識してもらうというわけです。

音読の機会をキチンと持つと、この「答案力」を確認しながら、

同時にどこまで内容理解ができているかの確認も取れて、一石二鳥です!

一緒に考えることで「想像力」も養われ…親子のコミュニケーションまで!

もうこれは…やるしかないでしょう!!!

というわけで、学年に関係なく、音読の宿題は一緒に取り組んでみて下さい。

-塾長教育系ぼやき…